緊急車両と緊急オーダー

〇 緊急オーダーが渋滞していませんか?


 職場での“緊急対応”、それは本当に「緊急」でしょうか?

 あちこちから「急げ!」の声が飛び交い、
 気づけば通常業務が止まり、誰も動けなくなっている。 
 
 まるで、緊急車両同士が渋滞し、
 身動きが取れなくなっているかのようです。

 本来、緊急システムは
 「道が多く、交通量が制限されている」
 状況でこそ機能します。
 しかし現実は、道が少なく、交通量が多い。
 その中で緊急が重なれば、
 緊急車両同士でも渋滞し、
 優先順位は成り行きまかせ。
 時には完全に停止することすらあります。

 それでもオーダー主は、
 雲の上から「急げ!」と指示を飛ばす。
 地上の構造を超えて使っていることに
 気づかないまま。

 そして、誰かがつぶやきます。
 「もう、歩いたほうが早い」

〇 状況を俯瞰してみると


 道路 = リソース(人・時間・設備)
 緊急車両 = 緊急オーダー・重要案件
 通常車両 = 日常業務・ルーティンタスク
 渋滞 = リソースのパンク、遅延、優先順位の崩壊

〇 具体的な対策案


 ★ロール化:誰でも緊急発動、やめませんか?
  ・情報をランク付けし、発動をフィルタリング
  ・発動権限の一元化で同時多発を回避

 ★ 環境整備:道幅、見えていますか?
  ・タスクボードなどで負荷の可視化
  ・回避ルート・分業・時間帯など、道の整備
  ・通常業務を一時停止・再開するルールの整備

〇道を作る:第三のルートという発想


 ★緊急の“渋滞”を抜け出すには、
  既存の道以外も視野に。
  ・空中手段:上位層による直接介入や別経路
  ・地下手段:隠れた社内リソースやアウトソーシング
  ・能力者派遣:一時的にスーパーノード的な人材を投入

あなたの組織では、こんな渋滞、起きていませんか?

「緊急」が常態化し、「通常」が止まっていない?
渋滞の中、運転席から降りられず孤立している人はいない?

今日も、湯気でレンズが曇ります。

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